《行程》


 
ご三家登場!
かん高い笑い声とともに、海女さんが小坂うに店に到着。車の扉を勢いよく、バンッと閉めて現れる。
第一声
海女さん「どうでぇ〜?調子は〜?」
祐介「は、はあ、まーまーっす。今日はどうでしたか?」
海女さん「それがたぁな。いかしこん、捕れんとたぁーな。まだ海の冷たかけん」(訳:それがね、思ったほど捕れなかったですよ。まだ海が冷たいですし)
状況判断
「ほう!今日は、よう捕れちょる方たい」の声につられて、ほかの海女さんもぞろぞろ集まってこられます。
 

洗った雲丹は、このような透明のタッパーに続々と納められていきます。
 
受け取った雲丹は
さっそく殺菌海水にさらして洗浄していきます。小坂うに店では、島内の職人さんに作っていただいた竹の選別 ザルと、どんなに細いゴミもつまめるように先端を細く研いだ竹箸を使っていますが、ご覧のように腰を長時間丸めているので、時々ラジオ体操などの運動が必要となります。
手許をちょっと覗いてみましょう
こうやって海水に雲丹をさらしながら、不純物を丁寧に取り除いていきます。雲丹の粒をこわさないように、あまり長時間触らないで、素早くつまみあげていくのは実に根気のいる作業ですが、うまく取れた時はけっこう快感なんですよ。
談笑
時々、手を休めて海女さんとお話します。海女さんも自分が悪戦苦闘して捕ってきた雲丹の行方が気になるのは当然のこと。みんなの熱い視線を浴びつつ、きれいになった雲丹はタッパーに納められていきます。
やんや、やんや
にわかに活気づいてきた小坂うに店の洗い場です。
その時、第2陣が
エレガントな黒いつば付き帽がお似合いの海女さんが登場。四角いタッパーには、美しいオレンジ色の雲丹がたっぷり入っていましたよ。
 
そして、今日も
八幡半島の磯の最盛期は、5月。この時期の作業は、夜を徹して行われます。気合いと根性で乗りきりま〜す!
あずき色した海女さんの手
雲丹の身をかき出す作業は、素手で雲丹の殻をグッとつかむので、海女さんの指は濃いあずき色に染まります。殻の内側にへばりついている太った雲丹の身をシュルシュルッとアルミのかき棒で器用にかき出していく様子は、何度見ても感心してしまう手際の良さ。年季の入った職人芸は、さすが海の女ならではですね!
 
 
海仕の方と、雲丹かきが終わるのを待つ間、世間話。話題はもっぱら、磯についてです。白シャツが眩い島の男たちです。
山崎地区では、このようなステンレスのアミを利用して洗っています。それぞれに使い馴れた道具で作業します。
雲丹の身をかき終わったところ、わあー、きれいなバフンウニ、今日も大漁ですね!
さっそく計量しましょう。2.5キロに手が届きそう。
計量したら、すみやかにお支払いを。
丸まると肥えたAランクのバフンウニ、ゲットです。さっそく持ち帰り、再度不純物をチェックして、素早く加工場へ。

加工現場
かき出し、海水で洗った雲丹を加工するのは、小坂恵子の単独仕事。NHKラジオをお伴に、雲丹の粒をこわさないように手早く、そして愛情込めて瓶詰めさせていただいています。また後日、加工風景もご紹介しますね。
 


 

小坂うに店 〒811-5311長崎県壱岐市芦辺町諸吉本村触571
tel 0920-45-0072 fax 0920-45-3915 mail kosaka31@aqua.plala.or.jp